忍者でタクシーも観光客に大人気!?

忍者でタクシーとは

「忍者でタクシー」とは、三和交通が提供するユニークなタクシーサービスのひとつで、その名の通り忍者を模した乗務員が黒塗りのタクシーで駆けつけてくれます。「〜でござる」「拙者は〜」などと“忍者用語”を使用するのが特徴で、通常の接客マニュアルとは異なった対応を行います。

 

折り紙の手裏剣も常時携帯しており、頭巾と特別な衣装に身を包んでいます。鋭い眼光とは裏腹に持ち前の親切丁寧なサービスが自慢で、恰好から想像するほど身軽ではない、としています。外国語100ヶ国語以上に対応していますが、例によってGoogle翻訳を使用するため、インターネットの存在が前提です。安全確認やパフォーマンスのために、車両の陰に隠れたり隙間から覗いたりするような動作も業務の中に含まれています。安全性の確保や一部の状況では頭巾を外して運転する場合もあるものの、基本的には運転中も頭巾をつけて業務を行います。

 

三和交通の似たようなサービスに「黒子のタクシー」というものがありますが、あちらと違って忍者でタクシーの場合は“忍者用語”になるものの、通常通り会話を行うのが特徴です。忍者でタクシーを利用する場合は、指名料金として1,000円が必要になります。稼働エリアは東京二十三区と多摩、横浜、埼玉の三和交通営業エリアに限られます。

 

サービスの背景

日本文化の象徴である忍者という特徴をタクシーに取り入れ、忍者が空港で待っているようなユニークなシチュエーションを生み出したかったと言う三和交通のサービスは、確かに注目を集め、中国のメディアでも取り上げられるなど一定の効果を出しています。これには、若い人に三和交通を知ってもらい、ドライバーなどの働く側にも人を集めようとする目的があります。

 

三和交通は本来のサービスの質の良さでも知られ、そうしたベースがあるからこそ、このようなユニークなサービスがとりわけ注目を浴びる要因となっています。忍者でタクシーの乗務員となるスタッフは特別な講習を受け、忍者になりきるための役作りを行います。YouTubeで公開されている研修内容を見ると、体内の悪い空気を自然の清潔な空気と入れ替える呼吸法から、滝に打たれる修行、綱渡りの修業、手裏剣投げ、吹き矢を的に当てる修業、いかだで川を渡る修業など、無駄に本格的な研修内容を盛り込み、スタッフ一同このユニークなサービスを楽しんでいることが見て取れます。

 

まとめ

注目を集めることにも目的があり、どちらかといえばサービスの内容そのものはパフォーマンスに過ぎない「忍者でタクシー」ですが、本来のサービスの良さと相まって確実に注目度が集まっているようです。

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